僕たちイタリアンな猫なわけだけど今日は、僕たちの豊かな歴史と芸術に満ちた国、イタリアの猫にまつわる伝説や民話を紹介するよ。
イル・ガット・マモーネ – 不吉な猫の怪物

イタリア民話の中でも特に背筋が凍るような猫の伝説が イル・ガット・マモーネ(Il Gatto Mammone) です。この伝説の猫は、大きくて不気味な姿をしていて、光る目を持つ恐ろしい存在とされているよ。僕の目も光るけど不気味じゃないから僕の伝説じゃないね。
地域によって異なる話が伝わっているけど、共通するのは「いたずら好きな子供たちを怖がらせる存在」ってこと。「悪いことをするとガット・マモーネが来るよ!」と、昔の親たちは子供をしつけるためにこの話をしたんだって。日本で言う鬼に近い存在かな?
さらにさらに、一部の伝説ではガット・マモーネは 魔法の力を持ち、夜に現れて人々を試す存在 であるとも言われているよ。黒猫の姿をしていることが多く(僕と一緒!)、夢の中で人々に警告を与えるとも言われてるとな。暗い路地や古代遺跡の影に潜んでいるらしくて、猫の持つ神秘的で畏怖すべき力を象徴する存在として、イタリアの文化に根付いているよ。
🔗 詳しくはこちら: Wikipedia – Gatto Mammone
プーリア地方に伝わる童話、ママにいびられる女の子がガット・マモーネに助けてもらって幸せになるお話だよ。イタリア語を勉強している人にもおすすめ。
ラ・ガータ・カローニャ – 魂を奪う猫
こっちは僕たちの住むロンバルディア地方 に伝わる伝説、 ラ・ガータ・カローニャ(La Gata Carogna) 。この猫も大きくて、赤毛で、鋭い目をした恐ろしい存在だったのな。僕の近所にも赤毛の猫ちゃんがいるよ。僕たち仲良くしたくていつも一緒にあそぼって誘いに行くだけどシャーっされるから恐ろしい存在っていう言い伝えは本当だよ。
民話によると、ラ・ガータ・カローニャには超自然的な力があり、その視線に捕らえられた者は魂を奪われちゃうんだって!特に子供たちにとってはそれはもう恐ろしい存在!外に夜子供たちが出歩かないように語られたんだろうね。
一説には、何かしらの罪を犯した魂が猫の姿になって罰を受けているとも言われており、今でもロンバルディア地方ではこの幽霊猫の目撃談があとを立たないんだって。猫の姿になって罰を受けているなんて、僕からしたら猫になるなんて罰じゃなくてご褒美だと思うけどな。昔の人って不思議なこと考えるんだね。
イタリアの歴史や神話には、エジプトや北欧のような「猫の神様」が直接登場することは少ないけど、猫と関係がある女神や神話ならあるよ。
リベルタス(Libertas) – 自由の象徴としての猫
古代ローマでは、リベルタス(Libertas) という自由の女神が崇拝されていて個人の自由や独立を象徴し、その象徴のひとつとして 猫が使われることがあったとな。
猫は自由気ままな生き物で、人間に仕えることなく独立てたから、当時のローマ人にとっては「自由の精神」のシンボルとも考えられていたんだね。実際、古代ローマのコインには猫が刻まれたものもあったとかないとか。
ディアーナ(Diana) – 猫と関係が深い狩猟と月の女神
ローマ神話に登場する ディアーナ(Diana) は、ギリシャ神話のアルテミスに対応する 狩猟・月・動物の守護神だったんだけど、中世ヨーロッパに入ると、ディアーナは「魔女の守護神」として扱われるようになって、魔女の使い魔である黒猫と関係付けられるようになったんだって。
今日のお話はこれでおしまいおしまい。
〜コンブより〜


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